ー未来を拓くNEDOの最先端技術ー

質の高いビッグデータによるプラント・インフラ予防保全のためのAIシステム開発

近年、先進国では社会インフラの老朽化が急速に進んでおり、日本国内も同様に深刻化しています。高度経済成長期に建設された建造物は、2030年度にはおよそ半分が、築後50年以上となるとも言われています。重大な事故を回避するために今後増えるメンテナンスに対し当然コストが増大化することや少子高齢化やその技術難度に起因する熟練技術者不足が大きな社会課題となっています。また一方で、プラント・インフラ等の点検データには、予防保全の目的に沿った高品質なデータが求められ、経年変化が追えるよう位置情報付きで一定の年数間隔で連続的に収集されている必要があリます。

メンテナンスの高度化・効率化をより推進すべく、NEDOは株式会社イクシスと共同で、質の高いビッグデータによるプラント・インフラ予防保全のためのAIシステム開発に取り組んでいます。